新宿警察署訪問

用事は特にないけど、新宿警察署に行ってきた。

昨日、新宿駅西口で、駅の構内暴力をなくそうというキャンペーンを新宿警察署が主催でされていたので、近くにいた警官に「どのくらい増えているんですか」と尋ねてみたら「ちょっとよくわからないですね」ということだった。「警察署だったら資料ありますけどね」ともいってたのを耳ざとく覚えていた。

あまり腑に落ちなかったので、今日新宿警察署へといってみた。警察署で門前警備中の警官に事情を話すと、警務課(または刑事課)がいいだろう、ということなので警務課に行こうとした。新宿警察署の入り口から初めて中に入った。すぐ資料が手に入ると思っていたのに、刑事課にいかないといけないというのはびっくりした。

そういえば僕はこの警察署には2度目の訪問だった。一度目は新宿で開催されたデモから14人逮捕された(13人だっけ?)時にたまたま署の前で善後策を協議した場に居合わせており、それが新宿警察署前だった。初めて中に入ることになる。

受付にも説明すると、それを首から下げてください、と赤い紐の入構証(正式な名称は知らないけど)をもらう。

受付から中に入るとすぐエレベーターになる。そこで警務課(および刑事課)は4階だ。

警務課に行こうと思ったけど、刑事課の受付にとりあえずいく。
扉を開くと受付といっても普通のオフィスだった。

オフィスの中には入らせてもらえず、廊下で立ち話となった。
そこで刑事課の刑事さんと少し話をさせていただいた。

まとめると駅での暴行事件の件数は具体的な数値は知らないから、警察白書を見て欲しい、ということと、防犯カメラを使う時は重大事件などだけだ、ということを聞いたと思う。僕はてっきり監視カメラは警察の管理下にあると思っていたけれど、どうも違っていたみたいだ。

僕が怖かったのは、過度な取り締まりの強化によって、すれ違った時の接触までも暴行罪で検挙されてしまうのではないか、と思ったけれど、あまりそれはないみたいですね。一つの理由としては、新宿警察署は全国で一番人員が多いのだそうだけれど、それでも事件が多いので対応しきれていないということもあるらしい。そりゃあ、いちいち肩が触ったの、触ってないのということを警察が介入する暇はないということだ。

僕はちょっと安心したけれど、ちょっとした接触で警察沙汰にする人はいるらしく、そういう人の訴えもいちいち受理しないといけないらしい。刑事さんもちょっと疲れたような顔をしていた。

教訓としていえば、人にぶつかったら謝りましょう、ということくらいかな。


警察官のみなさまには応答していただいて、どうもありがとうございました。