天皇の継承問題ではいったいなにを重視しているのか。

というのがよくわからないので、メモ。

男系相続が血の継承を重んじているという話はよくありますが、具体的にはどんなものかはよくわかりません。

と思ってたら、こんな本があった。


血の思想というのは江戸時代からの考えだそうです。

確かに江戸時代では、特定の家によって文芸などを保っていた伝統があります。

絵描きでは土佐家(や狩野家)、将棋は天野家でしたっけ。ほか多数。

(あ、失礼。将棋は大橋家が代々家元だったようです。http://ja.wikipedia.org/wiki/大橋家)

 ただそれとは対立する考えとして、霊魂的な相から天皇を見るという考えもあります。

 そんなにへんてこな理論ではなくて、ただの祖先信仰のようなものだと思いますが。

 

 とりあえず参考文献。

 霊魂と血の対立のようなものとして女系と男系の対立というのもあるかもしれませんが。

 親等としては女系の愛子ちゃんの方が近いのでそれでいいのでは?という気もします。

 しかしそれにしても、日本人の血の信仰はまだ力を保っているのですね。意外でした。